44歳からの着床前診断

神戸ARTレディスクリニック(旧名: 大谷レディスクリニック)にて着床前診断をしている44歳。(現在45歳) 絶対に妊娠・出産して我が子を育てます。→ 45歳 正常卵を移植し妊娠 → 46歳で出産しました!→47歳 第二子に向けて再始動しました。絶対に妊娠・出産して第二子も育てます。→47歳でローリスクモザイク胚を移植して妊娠→48歳で元気な第二子を出産しました!!

着床前診断 1周期目⑤

診察券とポーチの中にショーツとナプキンを入れて持っていく。

入り口で名前を言って、それらを渡す。

 

入り口で採卵室用のスリッパに履き替えるのだが、ホコリ取りのためか粘着していて足を取られそうになる。

 

台の上に上がるための小さな階段。

一歩ずつ上がる時の心境は、まるで死刑台に行くように感じた。

 

腰の位置を支持され、それに合わせて寝そべる。

足を固定され、点滴や酸素濃度など色んなものが一斉に取り付けられていく。

 

準備が整うくらいに先生が登場。

卵胞チェック。

うん、(卵胞)あるね!と一言。

それから、麻酔が入ってきて少ししたら意識が無くなった。

 

次に気がついたら、採卵前にいたベッドの上に寝ていた。

夫が寄り添ってくれていた。

左手には点滴。

 

私どのくらい寝てた?と聞くと、

15分くらいかなと。

10分もしないくらいで採卵室から出てきたと。

 

お腹はやはり痛い。

 

麻酔で酔って吐いてしまわないか心配だったけれど、気持ち悪くない。

しばらくすると看護師さんが抗生剤と水を持ってきてくれた。

痛み止めがいるかを聞かれて、希望して飲んだ。

それを飲むと、クッキーとドリンクの希望を聞いてくれた。

あったかいのが良かったので、ミルクティーにした。

 

いくつ取れたんだろう、、そのことだけが気がかりだった。

着床前診断 1周期目④

案内された奥の部屋にはいると、

広めの空間の左手には、カーテンで仕切られた個室が並んでいた。

 

その1つに入ると、狭い、、

半分はベットに占領されている。

ベットというよりも、ストレッチャー。

本来はここで着替えて待つみたい。

 

大谷は、全身麻酔で採卵を行う。

今までの病院は、簡単な表面麻酔だけで痛みを感じながら採卵をしたので、

意識がないのはどんな感じか緊張していた。

 

しばらくすると夫が戻ってきた。

ベットに寝そべる私の手を心配そうに握っていてくれた。

ホッとする。

 

予定時間を過ぎても呼ばれない。

時間通りに最後の注射したけれど、排卵してしまわないか心配だった。

 

クロミッドや注射をするようになって、日に日に卵胞が大きくなっていくためか、お腹が痛い。

張っているというか、、歩くだけで響いて痛いので、ほぼ散歩も行けず。

連泊している間、ホテルのベッドで横になって痛みを逃していました。

 

そんな状況だったから、今までにないくらい卵胞はたくさん育っているのではないかとどこかで思っていた。

卵胞チェックの診察中にいくつくらい育っているかを先生には確認しなかったら、教えてもらうこともなかった。

 

ようやく採卵室に呼ばれた。

 

 

着床前診断 1周期目③

D17 採卵日

いよいよだ。

大谷では初めての採卵で、勝手がわからない。

11時20分の採卵に合わせて、30分前にIVFセンターに到着。

前日の夜に飛行機で来てくれた夫も一緒に。

IVFセンターの受付は誰もおらず、受付に表示してあった内線にかける。

椅子にかけて待つようにとのこと。

 

しばらく待っていると、奥の部屋から看護師さんがバタバタと忙しそうに出てきた。

診察券、確認書を渡すと、

 

『まだベットがいっぱいだから、しばらくここで待っててください』とのこと。

 

座って待ってる間も、看護師さんたちが息つく間もない様子でバタバタと行き交う。

 

しばらく待っていると、看護師さんが目の前の部屋をノックする。

中から声がして、荷物を持って出てきた。

 

、、人いたんだ、、

でもここ、カウンセリング室って書いてあるよね??

 

すると、看護師さんが私にこの部屋で着替えて待つようにと。

夫は、すぐに採精室に呼ばれたが、足音の感じだとすぐそばの部屋みたいだった。

 

そうか。

ベットがいっぱいだから、あの人もあぶれてて

ここにいたんだとわかった。

 

しばらく待って、ようやく本来のベットに案内された。

着床前診断 1回目周期②

D9診察。

卵胞 8.3ミリ

あまり卵胞が育っていなく、つぎはD14の通院を指定されました。

 

D13診察。

卵胞 19.8と20.4ミリ

大きくなってる!!しかも2個測ってくれた。

以前に通っていた病院では、このくらいの大きさになったら2日後に採卵となっていた。

今回も採卵決まるかなと思っていたら、

『うーん、もう少し育てたいね』 と。

え?!破裂しない?!?大丈夫かな、、と思っていた。

卵を育てるhmgの注射だけでなく、ガニレストという排卵を抑制する注射もプラスするとのこと!

がんばれ、、私!!

次の日も診察するようにとのこと。

急いで東横イン三ノ宮2を予約した。

 

D14 採血後に診察

卵胞 19.8と20.8ミリ

昨日と変わらない!!ちょっとショック。

血液検査結果

E2 1574

LH 2.15

また明日も診察するようにとのこと。

hmgとガニレストの注射。

今日は採血も入れると3回も、ブッスリでした。。

 

D15 診察

今日は大谷先生が休診だったため、

初めて森山先生の予約を取りました。

卵胞 23ミリくらい!!

うわっ!!大丈夫?!採卵までに破裂しないかな??

2日後にようやく採卵決定!!

先生『クロミッドは今日まで飲んで、、』

私『え?!もう飲み終わってます。』

先生『無くなりそうやったら、自分で言わないかん!最初に採卵周期のプリント説明してもらってるでしょ!!』

もらいました。でも、低刺激、アンダゴニストなどは書いてあったけれど、大谷先生に中刺激でいきましょうと言われたけど、家でプリント見ても中刺激は載ってなかったから、どんなふうにするのかわからず、先生にお任せしてた。。。

前の病院はあらかじめ、クロミッドが無くなりそうだったら必ず声をかけるように何度も言われたけれど、

そうか、この病院は自分で管理しないといけないんだなとわかった。

叱っていても森山先生は丁寧に、プリントを出して説明してくれた。

お時間とらせてすみませんでした。

もう今回はクロミッドをのまず、ガニレストだけ注射。

今日の夜中0時50分にhcgの自己注射をするようにとのこと。

忘れないように10分前にアラームをセットした。

 

 

 

 

 

着床前診断 1回目周期①

2017年4月2日リセット。

 

D3の大谷院長の予約を取ろうとするがいっぱい。

電話で相談したところ、前日にキャンセルされる方も多いので、何度もチェックしてくださいとのこと。

それでも取れなければ当日受付で診察はできるとのこと。

でも、当日受付では医師の指定はできません。

 

私は次の日に大谷院長の予約を取ることができました。

 

D3当日、羽田からスカイマーク神戸空港へ。

いつも9時5分羽田発の便に乗っています。

 

11時ごろに病院で受付。

11時30分に予約。

診察に呼ばれたのは、2時間後でした。

 

診察して、採卵に向けて卵を誘発していくことが決まりました。

卵巣の状況によっては、採卵周期休みになることもあるそう。

よかったです。

 

D3夜から朝夕2回、クロミッド1錠ずつ服用。

1日おきに自己注射となりました。

 

自己注射は初めて。

しかも私は注射嫌いでこわくて刺すところ見たことないです。。

 

看護師さんから、自己注射のやり方を教えてもらい、

練習として看護師さんの目の前で、準備から注射までを今日の薬剤で行いました。

 

恐怖で、アンプルを折るだけでも手が震えてました。

 

刺すときは更に恐怖で、なかなか覚悟が決まらない。。

エイッ!とお腹にブッスリと刺し、引いて血液の逆流がないかを確かめてから薬剤を注入。

 

針を抜いたら、血がたらっと出たのをみて更に震える。

もう死にそう、、

 

どうもどこかの時点で血管を引っ掛けたようでした。

でも看護師さんは、大丈夫だね、ちゃんと自分でできそうだね、と。

 

これが1日おきにやってくる、、(泣)

でも、これで子どもを授かれるかもしれない

。。。がんばる、と決めました。

 

次の通院はD9の4月10日を指定されました。

いつから1日おき、または毎日の診察になるかよめなかったので、スーツケース持参でしたが、帰れるとわかり安心しました。

 

これくらい日程が離れていると飛行機が早割の値段で取れるので、とても助かります。

 

大谷レディースクリニック 初診、遺伝カウンセリング

大谷レディースクリニックでの初診は、予約が必要です。

大谷院長の初診、着床前診断を希望していることをお話して電話で予約しました。

 

初診は、私一人でもよかったのですが、

夫も一緒に来てくれました。

 

患者が多いので、待合室は座れない人もチラホラいる時があります。

当日受付の患者もいるので、予約時間通りに診察されません。

 

今までの経験では、だいたい予約時間から早くて1時間後〜1時間半後、

長くて3時間半待ちました。

 

でも一度だけ、予約時間よりも前に受付した時に予約時間の30分前に呼ばれたことがありました。

いつも予約時間前に行きますが、早いのはとてもレアですね。

 

初診では長い問診票を記入し、

診察室に呼ばれ、

大谷院長から着床前診断や誘発方法などの情報をたくさんのプリントや、パソコン画面を用いて説明されました。

 

大谷院長の話し方は、モニョモニョしていて

そのうえマスクをしているので、なかなか聞き取るのが大変でした。

 

他の方のブログにもありましたが、

まるでフランス語のよう。笑

 

断られる覚悟もしながら行きましたが、

それらしい言葉は最後までありませんでした。

 

診察室から出て、

『断られてないよね』と夫に確認し、安堵しました。

 

初診後に受付で、遺伝カウンセリングの予約をします。

初診を受けないと、遺伝カウンセリングの予約は取れません。

 

昔のかたのブログで7ヶ月待ちという記事を見たのですが、

私は約2ヶ月で予約が取れました。

 

こちらは、大谷院長ではなく、専門の遺伝カウンセラーのかたと1時間〜1時間半くらい話します。

 

これは夫婦で受けるのが必須です。

 

遺伝カウンセリングでは色んな説明や確率を説明してくれ、私は今までの治療歴などを話しました。

 

その際、手元にある今までの資料は全て持って行かれたほうがいいです。

 

私は、今までの検査結果データ、流産時の胎児の染色体検査結果などを持参しましたが、

染色体検査結果を見て、転座はないから夫婦の染色体検査は必要ないでしょうと言ってくださいました。

 

遺伝カウンセリングを受けた後、次のリセット3日目から採卵周期に入れます。

 

私は初診を2016年12月初めに、遺伝カウンセリングを1月末に受けましたが、

仕事を3月下旬まで入れたので、4月初めのリセットから採卵周期に入りました。

 

ようやくスタート地点に立てました。

 

 

仕事について

私は会社員です。

普通の事務職ではなく、少し専門的な仕事です。

 

不妊治療を始める前までは、月の半分は出張で日本中を飛び回る生活。

 

でも、不妊治療はいつ病院にくるよう言われるか予定が立たないもの。

全てが体調次第になります。

 

不妊治療を始めると、これまで通りの仕事はできないので、

不妊治療のために出張をしない方向でいきたいと相談しました。

 

数ヶ月先まで入っている出張はよほどのことがない限り行く。

でもその先は入れないで欲しい、と。

 

会社は了承してくれて、

どうしてもというときは、他の方に代わりをしてもらうように手配するとまで言ってくれました。

ありがたかったです。

 

今までのように働かない時点で、皆様にはご迷惑をおかけしましたが、

最初の検査もなるべくシフト休に当たるようにして、ある程度は上手く納めました。

 

近医での人工授精、体外受精までは、

朝から不妊治療病院に行き、2〜3時間待ちで診察等を終え、その足で片道1時間の通勤をして会社に行き、

13時-22時の時間で働いていました。

帰りは1時間20分。

家に着く頃には日付が変わりそうでした。

ずっと定期的に続くので体力的には辛かったです。

 

流産して、神戸の病院に通おうと決めた時、

会社には、事情を話して相談しました。

結論としては、3ヶ月の休職してもいいと仰っていただけました。

うれしかったです。

少しでもできることはやろうと、休職前の2017年3月までは、入れられるだけ仕事を詰め込みました。

 

約束の6月末、もう今日です。

6月初めに、まだ結果が出せていない状況を会社に話して、希望としてはあと1年チャレンジしたいとお願いしました。

 

快諾していただいた会社に、周りの皆様に感謝しても足りないくらい、ありがたかったです。

 

ですので、現状は休職というかたちで、

不妊治療に専念させていただいています。

 

私はとても恵まれていますね。