着床前診断 1周期目⑥
しばらく休んでいると、看護師さんに診察に呼ばれた。
私はそのままIVFセンター内の診察室に通されたが、夫はなぜか一旦IVFセンターの外に出て、ぐるっと回って診察室へ入るようにとの指示だった。
採卵数を言われて愕然とした。
2個だと。
あぁ、私の年齢だとやはり取れないんだと痛感した。
でも着床前診断するには、受精して、分割して、胚盤胞まで育つことが大前提。
いくつものハードルが高く感じた。
他の人のブログもいくつも読んだが、10個以上取れてる人でも胚盤胞になったのは2個とか、中には一つも胚盤胞にならなかった人もいた。
10個以上で2個なら、2個しか取れなかった私はどうなる?!?
ショックだった私を見て、先生がカルテをめくる。
中刺激だから、多くても3個か4個、ものすごく取れても5個だよと。
採卵前にあんなにお腹が張っていたのに、だったの2個?!
卵胞チェックの時は、もっと卵胞が有ったように見えていたけれど、あれは取れなかったの??
先生の腕?!と大変失礼なことも頭の中をよぎっていました。
今後の流れを説明する用紙をいただいて、説明を受けた。
大谷は受精確認や分割確認はなく、
いきなり凍結確認からだった。
凍結確認と着床前診断の確認だけ。
1週間くらい、受精や分割がうまく進めているのかドキドキが続くのか、、
診察室での説明が終わると、夫はまたIVFセンターを出て、ベッドのある部屋へ。
私は内診でガーゼを抜いてもらい大きな出血ガーゼないことを確認してから、ベッドの部屋に戻った。
着替えて、いつもの受付に採卵が終わったことを告げて会計まち。
会計後にようやく解放。
お腹が痛かったし、何も食べてないから力が出ない。
しばらくするとお腹の痛みが少し楽になった。
痛み止めが効いてるみたい。
夫とごはんを食べて、神戸空港に向かった。
ポートライナーに乗り始めてから、お腹の調子が急に悪くなった。
もしかして、他の人のブログであった抗生剤による下痢?!
どんどんトイレに行きたくなる、、、
空港に着いた時にはもう限界寸前。
トイレに駆け込んだ。
これ、飛行機乗ってる時だったら困っただろうな。
なんとか羽田に着いて、帰宅。
ようやく採卵が終わった。