8w3d、手術をする病院。
ここは女性のみしか入れないクリニックだったので、夫は近くの喫茶店で待っていてくれた。
最後のエコー。
胎芽も胎嚢も少し小さくなっていた。
心拍も確認できない。
『もう成長していないんだ、、、』
ようやく、そう思えた。
血液検査をして、胎児の染色体検査もお願いした。
染色体検査は自由診療だから、8万円かかる。
それでも、私は結果が知りたかったので希望した。
後々、これは受けていてよかったと感じた。
流産手術前の処置、ラミナリアを入れて子宮口を広げる。
とても痛い処置だとネットで見ていたが、私はほとんど痛くなくすんだ。
先生が上手だったのかな。
これからだと思っていたら、もう済んだと。
ものすごく感謝した。
何時間かベットで待機。
その間に、妊娠したことを知らせていた会社の人たちに流産したことを報告。
いただいた暖かいメッセージの数々に泣けてきた。
この子がお腹にいてくれるのも、あと少し。
私のお腹にきてくれて、ありがとうね。
あなたは私たちの大事な大事な子どもだよ。
こんどは元気になって戻ってきてと心の中で声をかけた。