44歳からの着床前診断

神戸ARTレディスクリニック(旧名: 大谷レディスクリニック)にて着床前診断をしている44歳。(現在45歳) 絶対に妊娠・出産して我が子を育てます。→ 45歳 正常卵を移植し妊娠 → 46歳で出産しました!→47歳 第二子に向けて再始動しました。絶対に妊娠・出産して第二子も育てます。→47歳でローリスクモザイク胚を移植して妊娠→48歳で元気な第二子を出産しました!!

3周期目

2017年6月が3周期目です。

現在に追いつくのに、あともう少し。

今回もデータを書きます。

 

★3周期目

6月5日  D1  リセット。

 

D3  大谷受診。

大谷院長に「今周期も採卵大丈夫です。今日の夜からクロミッド1日2回 1錠飲んでください。今日は注射なしで。持ち帰りもなしで。」と言われ、軽くショックを受ける。

私の頭の中→ 中刺激でも数が少ないのに注射なくなったらもっと数が減ってしまわないの!?あんまり取れないから、匙を投げられた??とワサワサ。

大谷院長に「えっ!?今回は注射ないのですね」と言うと、「はい」と。

たくさん採卵したいのに、、、

 

D8  大谷受診。卵胞があまりにも小さいので写真も測定もなく、育ってないねと。

ほら、やっぱり注射なかったらダメじゃない、、どうしようと内心焦る。

でも、今日から注射をはじめると!今からでも間に合うのかな??

 

D10  大谷受診。神戸滞在開始。hmg注射。

卵胞 10.9ミリ。まだまだ小さいし、たった1個しかない!!

しかも片方の卵巣しか育っていないと。

数を増やしたい私には、やはりショックで。

うーーん、、、やっぱり最初から注射したらよかった。1個でもプラスになってたかもと後悔。

 

D12  大谷受診。hmg注射。

卵胞 13.2ミリ。やはり1個で、もう一つの卵胞は育ってなかった。

 

D14  大谷受診。hmg注射。

卵胞 15ミリ。1個のみ。

 

D15  大谷受診。hmg注射、ガニレスト注射。

卵胞 18.1ミリ。

ああこのまま1個の採卵になってしまうかなと落胆。

 

D16  大谷受診。

卵胞 16.8ミリと、13.4ミリ!!!

ここにきて、もう1個が急成長!!!

大きさ揃って一緒に採卵したい。

でも、片方だけの卵巣です。両側育ってくれたらいいのにな。

E2 940.7

LH 2.66

 

D17  大谷受診。hmg注射、ガニレスト注射。

卵胞 23.1ミリと19.2ミリ!

しかも、もう一つ育ってそうなエコー画面!!!

3つとも片方の卵巣だけに集中。

2日後に採卵決定。今回初めて気がついたのだが、予想採卵数を大谷院長が書き込んでいたのを見て、3という数字が嬉しかった。

ついこの間まで1個しかなかったから余計に。

こんなこともあるんだな。

hcg注射を夜の指定時間に打つ。クロミッドも終わり。

 

D19  採卵4個。え?!どこから現れた!?

ずっと1個だったのが3個になったのも奇跡だと思っていたのに、4個!!!

採卵前にベットに寝ながら、4個とか取れたりして!取れたらいいな!なーんて思ってたけど、現実になるとは。びっくり。

採卵してくださった北川先生にいつも以上にありがとうございます!!と感謝。

1周期目で、先生の腕を疑ってごめんなさい。

確実に受精したいので、今回も全て顕微授精。

一つでも多く胚盤胞になってほしいなぁ。

抗生剤を飲み薬に戻した。やはり安定の下痢。笑

でも、やっぱり注射よりマシだわ。

 

D28  凍結確認しようと大谷に電話。

担当の先生を聞かれる。

この日は日曜日で大谷院長はお休み。

でも森山先生には見てもらったことがあるので、ためらいもなく森山先生と伝えた。

しばらく待っていたら、受付のかたが電話に。

もう少し後にかけ直しと言われるかと思っていたら、大谷院長にかかられてるのが多いので、大谷院長が診察されている日にかけ直すようにとのこと。

おいそがしのはわかるけれど、数だけ教えてくれたらいいだけなのになぁ、、

それとも、凍結できていないとか言うのも嫌な結果なのだろうかと不安になった。

 

D29  電話にて凍結確認。2個凍結。

あぁ、よかった。

4個採卵したから、あわよくば3個凍結と思っていたけれど、

最初は1個しか育っていなかったのだから、2個胚盤胞になってくれたのだから、ありがたいことです。

 

D38(D34にリセットしたので4周期目のD5)

大谷受診で着床前診断結果 どちらもダメだった。

 

3周期目までのトータルは

採卵数 9個

着床前診断 5個 全て異常卵

 

やはり年齢の壁は大きいな。

でも、採卵数が毎月1個ずつ増えてくれてる。

もう、どんどん採卵するしかない。

 

4周期目の採卵をD3から開始した。

 

 

2周期目

流れは1周期目と同じなので、

データをざっと並べてみます。

 

★2周期目

5月6日  D3  大谷受診。hmg注射、夜からクロミッド1日2回 1錠開始。

 

D5、D7  hmg自己注射

 

D8  大谷受診 hmg注射

 

D10 大谷受診。神戸滞在開始。hmg注射。

卵胞17.1と13.3ミリ。大きさが揃っていなくて、う〜ん、、難しいなぁと先生に言われる。

 

D12  大谷受診。hmg注射。

卵胞 19.5と13.4ミリ。更に大きさがバラついてしまった。

血液検査  E2 902.1、LH 6.89

 

D14  大谷受診。hmg注射、ガニレスト注射。

卵胞 21.2ミリと20.2ミリ。大きさ揃ってる!!こんなこともあるんだとびっくり。

血液検査 E2 1516、LH 6.89

まだ採卵日は決まらない。

 

D15  大谷受診。hmg注射、ガニレスト注射。

卵胞 26ミリ! 

E2 1715、LH 1.58

2日後に採卵決定。

hcg を夜の指定時間に自己注射した。

 

D17  採卵3個。前回より1個多く取れたので嬉しかった。

採卵後の抗生剤、前回お腹をこわしたことを伝えて違うものに変えてもらった。

でも、これが私にとっては大きな誤算!

同じように飲み薬の抗生剤と思っていたのですが、ベットに寝ていたら看護師さんに、

「はい、これ飲んで。注射もするから。こっちは持ち帰りの注射で明日打ってくださいね」と。

私、注射が大の苦手。お腹はこわさなかったけれど、それ以上に注射が嫌でした。

 

D26  電話で凍結確認。2個胚盤胞になってくれて凍結できた!

電話した時に

大谷院長が、「着床前診断1週間後に聞いて」と。採卵時に指定された日程よりも早い日にち。

 

D33  電話で着床前診断の結果確認。どちらもダメでした。

そして、この日リセット。

とにかく数を重ねるしかない。

この周期でも採卵したい!

 

 

 

 

 

着床前診断 1周期目⑦

採卵から9日後の4月27日に凍結確認の電話。

 

電話をかける前は、とても緊張する。

凍結できないと着床前診断すらできない。

 

意を決して大谷に電話をかける。

凍結確認をしたいと告げると、担当の先生と 待ち時間が長くても大丈夫かということを確認された。

 

長い長い保留音。

緊張感が続いていたが、あまりにも長いので緊張感が緩んだときに、先生が電話に出られた。

 

「2個のうち、1個、着床前診断に出していますからー!ではー。」

 

と言われ、私が「1個ですね」と言うと「はい、はい、ではー。」と、電話が切れた。

 

先生、ものすごい急いでた。。。

けれど、1個胚盤胞になって着床前診断に出せた!

 

首の皮一枚繋がった感じがした。

 

そして、ドキドキの着床前診断の結果は、5月7日に確認することになっている。

 

D32でリセット。

採卵するならD3に診察が必要。

D3は5月6日。

診察と飛行機を予約した。

着床前診断、聞けるかな。

 

D3、診察室に入ると、

大谷先生がプリントを差し出した。

着床前診断の結果、異常卵だったことを伝え、残念です。。。と。

 

私の心のなかは、

正常卵ではなかったことへの落胆はあったが、

あの辛い流産を免れた安堵、

流産しなくて済んだ時間を思って、

おかげで次にチャレンジできる!と前を向いた。

 

普通のクリニックだったら、「いい胚盤胞できましたね!」と移植していただろう。

 

着床前診断のおかげ。

流産する卵かどうかわかる技術があるのに、規制されていて使えないなんて勿体無い。

早く全国で実施してほしい。

これで助かる人、たくさんいると思う。

 

私の年齢だと9割くらいは異常卵らしい。

1回目の1個で、正常卵が見つかるのも難しいと思っていた。

 

すぐに先生に 今日3日目であることを告げると、

「採卵!採卵しますか?」と。

 

はい、と言って内診室へ。

卵胞チェックして、問題ないとのことで、2周期目に入った。

 

 

 

着床前診断 1周期目⑥

しばらく休んでいると、看護師さんに診察に呼ばれた。

私はそのままIVFセンター内の診察室に通されたが、夫はなぜか一旦IVFセンターの外に出て、ぐるっと回って診察室へ入るようにとの指示だった。

 

採卵数を言われて愕然とした。

2個だと。

あぁ、私の年齢だとやはり取れないんだと痛感した。

 

でも着床前診断するには、受精して、分割して、胚盤胞まで育つことが大前提。

いくつものハードルが高く感じた。

 

他の人のブログもいくつも読んだが、10個以上取れてる人でも胚盤胞になったのは2個とか、中には一つも胚盤胞にならなかった人もいた。

 

10個以上で2個なら、2個しか取れなかった私はどうなる?!?

 

ショックだった私を見て、先生がカルテをめくる。

中刺激だから、多くても3個か4個、ものすごく取れても5個だよと。

 

採卵前にあんなにお腹が張っていたのに、だったの2個?!

卵胞チェックの時は、もっと卵胞が有ったように見えていたけれど、あれは取れなかったの??

先生の腕?!と大変失礼なことも頭の中をよぎっていました。

 

今後の流れを説明する用紙をいただいて、説明を受けた。

 

大谷は受精確認や分割確認はなく、

いきなり凍結確認からだった。

凍結確認と着床前診断の確認だけ。

 

1週間くらい、受精や分割がうまく進めているのかドキドキが続くのか、、

 

診察室での説明が終わると、夫はまたIVFセンターを出て、ベッドのある部屋へ。

私は内診でガーゼを抜いてもらい大きな出血ガーゼないことを確認してから、ベッドの部屋に戻った。

 

着替えて、いつもの受付に採卵が終わったことを告げて会計まち。

 

会計後にようやく解放。

お腹が痛かったし、何も食べてないから力が出ない。

しばらくするとお腹の痛みが少し楽になった。

痛み止めが効いてるみたい。

 

夫とごはんを食べて、神戸空港に向かった。

ポートライナーに乗り始めてから、お腹の調子が急に悪くなった。

もしかして、他の人のブログであった抗生剤による下痢?!

どんどんトイレに行きたくなる、、、

 

空港に着いた時にはもう限界寸前。

トイレに駆け込んだ。

これ、飛行機乗ってる時だったら困っただろうな。

 

なんとか羽田に着いて、帰宅。

ようやく採卵が終わった。

 

 

着床前診断 1周期目⑤

診察券とポーチの中にショーツとナプキンを入れて持っていく。

入り口で名前を言って、それらを渡す。

 

入り口で採卵室用のスリッパに履き替えるのだが、ホコリ取りのためか粘着していて足を取られそうになる。

 

台の上に上がるための小さな階段。

一歩ずつ上がる時の心境は、まるで死刑台に行くように感じた。

 

腰の位置を支持され、それに合わせて寝そべる。

足を固定され、点滴や酸素濃度など色んなものが一斉に取り付けられていく。

 

準備が整うくらいに先生が登場。

卵胞チェック。

うん、(卵胞)あるね!と一言。

それから、麻酔が入ってきて少ししたら意識が無くなった。

 

次に気がついたら、採卵前にいたベッドの上に寝ていた。

夫が寄り添ってくれていた。

左手には点滴。

 

私どのくらい寝てた?と聞くと、

15分くらいかなと。

10分もしないくらいで採卵室から出てきたと。

 

お腹はやはり痛い。

 

麻酔で酔って吐いてしまわないか心配だったけれど、気持ち悪くない。

しばらくすると看護師さんが抗生剤と水を持ってきてくれた。

痛み止めがいるかを聞かれて、希望して飲んだ。

それを飲むと、クッキーとドリンクの希望を聞いてくれた。

あったかいのが良かったので、ミルクティーにした。

 

いくつ取れたんだろう、、そのことだけが気がかりだった。

着床前診断 1周期目④

案内された奥の部屋にはいると、

広めの空間の左手には、カーテンで仕切られた個室が並んでいた。

 

その1つに入ると、狭い、、

半分はベットに占領されている。

ベットというよりも、ストレッチャー。

本来はここで着替えて待つみたい。

 

大谷は、全身麻酔で採卵を行う。

今までの病院は、簡単な表面麻酔だけで痛みを感じながら採卵をしたので、

意識がないのはどんな感じか緊張していた。

 

しばらくすると夫が戻ってきた。

ベットに寝そべる私の手を心配そうに握っていてくれた。

ホッとする。

 

予定時間を過ぎても呼ばれない。

時間通りに最後の注射したけれど、排卵してしまわないか心配だった。

 

クロミッドや注射をするようになって、日に日に卵胞が大きくなっていくためか、お腹が痛い。

張っているというか、、歩くだけで響いて痛いので、ほぼ散歩も行けず。

連泊している間、ホテルのベッドで横になって痛みを逃していました。

 

そんな状況だったから、今までにないくらい卵胞はたくさん育っているのではないかとどこかで思っていた。

卵胞チェックの診察中にいくつくらい育っているかを先生には確認しなかったら、教えてもらうこともなかった。

 

ようやく採卵室に呼ばれた。

 

 

着床前診断 1周期目③

D17 採卵日

いよいよだ。

大谷では初めての採卵で、勝手がわからない。

11時20分の採卵に合わせて、30分前にIVFセンターに到着。

前日の夜に飛行機で来てくれた夫も一緒に。

IVFセンターの受付は誰もおらず、受付に表示してあった内線にかける。

椅子にかけて待つようにとのこと。

 

しばらく待っていると、奥の部屋から看護師さんがバタバタと忙しそうに出てきた。

診察券、確認書を渡すと、

 

『まだベットがいっぱいだから、しばらくここで待っててください』とのこと。

 

座って待ってる間も、看護師さんたちが息つく間もない様子でバタバタと行き交う。

 

しばらく待っていると、看護師さんが目の前の部屋をノックする。

中から声がして、荷物を持って出てきた。

 

、、人いたんだ、、

でもここ、カウンセリング室って書いてあるよね??

 

すると、看護師さんが私にこの部屋で着替えて待つようにと。

夫は、すぐに採精室に呼ばれたが、足音の感じだとすぐそばの部屋みたいだった。

 

そうか。

ベットがいっぱいだから、あの人もあぶれてて

ここにいたんだとわかった。

 

しばらく待って、ようやく本来のベットに案内された。